写真用語集

カメラの種類

一眼レフカメラ: レンズから入った光を鏡(レフ)で反射させてファインダーに送る構造を持つカメラ。光学ファインダーで被写体を直接見られるのが特徴です。

ミラーレス一眼カメラ: 鏡の構造を持たず、レンズから入った光をイメージセンサーが直接受け取り、液晶モニターや電子ビューファインダーに表示するカメラ。小型・軽量な機種が多いです。

コンデジ: レンズ交換ができない、コンパクトなデジタルカメラの総称。携帯性に優れており、日常的なスナップ撮影などに適しています。

レンズ交換式カメラ: 撮影の目的に応じてレンズを付け替えることができるカメラの総称です。一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラがこれにあたります。

レンズ一体型カメラ: レンズが本体に固定されており、交換できないタイプのカメラです。コンデジやスマートフォンなどがこれにあたります。

防水カメラ: 水中での撮影が可能な、防水性能を備えたカメラです。


露出の用語

露出: 写真の明るさを決める要素の総称。シャッタースピード、絞り、ISO感度の3つの要素で構成されます。

シャッタースピード: シャッターが開いている時間、つまり光をセンサーに取り込む時間のことです。この時間が長いほど写真は明るくなり、被写体の動きがブレやすくなります。

絞り: レンズに入ってくる光の量を調整する機能。絞りの穴が大きいほど光を多く取り込み、写真が明るくなります。

F値: 絞りの開き具合を数値で表したものです。F値が小さいほど絞りの穴は大きく、写真が明るくなります。

ISO感度: 光を捉えるセンサーの感度を表す数値です。数値を上げるほど暗い場所でも明るく撮影できますが、ノイズが発生しやすくなります。

露出補正: カメラが自動で判断した明るさ(適正露出)を、意図的に明るくしたり暗くしたり調整することです。

適正露出: カメラが自動的に判断した、明るすぎず暗すぎないちょうど良い明るさのことです。

露出アンダー/オーバー: 適正露出に比べて写真が暗すぎる状態を「アンダー」、明るすぎる状態を「オーバー」と呼びます。

シャッター優先モード: シャッタースピードを撮影者が決めるモードです。絞りとISO感度はカメラが自動で設定します。

絞り優先モード: 絞りを撮影者が決めるモードです。シャッタースピードとISO感度はカメラが自動で設定します。


ピント・フォーカスの用語

ピント: 写真の中で最もくっきりと写っている部分のこと。フォーカスとも呼ばれます。

ボケ: ピントが合っていない部分が、なめらかにぼやけて見える写真表現のことです。

ピンボケ: 意図せずピントがずれて、写真全体がぼやけてしまっている状態を指します。

被写界深度: ピントが合っているように見える範囲のことです。絞りや焦点距離によってこの範囲が変わります。

AF(オートフォーカス): カメラが自動でピントを合わせてくれる機能のことです。

MF(マニュアルフォーカス): 撮影者が手動でピントを合わせる方法のことです。

フォーカスエリア: カメラがピントを合わせる範囲のことです。顔検出や点など、様々なモードがあります。

フォーカスモード: ピントを合わせる方法や動作を設定する機能です。被写体の動きに合わせてピントを追従させるモードなどがあります。

最短撮影距離: レンズの先端から被写体までの間で、ピントを合わせられる最も短い距離のことです。

無限遠: 被写体までの距離が非常に遠い状態。一般的に、風景や星空を撮影する際に使われます。


写真表現・構図の用語

アングル: カメラを構える位置や、被写体を見上げるか見下ろすかといった撮影の角度のことです。

アスペクト比: 写真の縦と横の比率のことです。

構図: 写真全体のバランスや被写体の配置を考えることです。

主題: 写真の中で最も伝えたい、主役となる被写体や要素のことです。

副題: 主題を引き立てるために、添えられるサブの被写体や要素のことです。

フレーミング: 写真のどの範囲を切り取るか、どのように被写体を配置するかを決めることです。

ポジション(レベル): 撮影者と被写体の位置関係のことです。

三分割法: 画面を縦と横に三分割し、線や交点に被写体を配置する基本的な構図の一つです。

日の丸構図: 被写体を画面の中心に配置する構図です。

対角線構図: 写真の中に斜めの線を意識して被写体を配置する構図です。

視線誘導: 被写体の配置や光の使い方によって、見る人の視線を自然に導く表現技法です。


レンズの用語

レンズ: カメラの本体に装着し、光を集めてイメージセンサーに像を結ばせる光学機器です。

レンズマウント: カメラ本体とレンズを接続する部分のことです。メーカーごとに異なる規格があります。

焦点距離: レンズの中心からイメージセンサーまでの距離をミリメートル(mm)で表した数値。画角と関連しており、数値が小さいほど広い範囲が写ります。

画角: レンズを通して写真に写る範囲のことです。焦点距離によって画角は変わります。

広角: 焦点距離が短く、広い範囲を写せるレンズや写真表現のことです。

望遠: 焦点距離が長く、遠くの被写体を拡大して写せるレンズや写真表現のことです。

ズームレンズ: 焦点距離を変えることができるレンズです。

単焦点レンズ: 焦点距離が固定されており、変えられないレンズです。

フルサイズ換算: 様々なセンサーサイズのカメラで、同じ画角を写すための焦点距離をフルサイズセンサー基準で表すことです。

歪曲収差(ディストーション): レンズの特性により、直線が歪んで写ってしまう現象です。

周辺減光: 写真の中心部より、四隅のほうが暗くなる現象です。

ゴースト・フレア: レンズ内で光が乱反射することで、写真に丸い光や線状の光が写り込む現象です。

フィルター径: レンズの先端にフィルターを取り付けるためのネジの直径です。

ケラレ: レンズフードやフィルターなどが画面の端に写り込んでしまう現象です。


センサー・画質の用語

イメージセンサー: レンズから入った光を受け止め、電気信号に変換する部品です。

画素: 写真の色や明るさの情報を記録する最小単位。この数が多いほど、きめ細かく高精細な写真になります。

フルサイズ: イメージセンサーのサイズの一つで、35mmフィルムと同じ大きさです。一般的に高画質とされています。

APS-C: イメージセンサーのサイズの一つで、フルサイズよりも小さいサイズです。

トーン: 写真全体の明るさや色の調子のことです。

階調: 写真の明るさや色のグラデーションの滑らかさのことです。

ハイライト/シャドウ: 写真の中で最も明るい部分を「ハイライト」、最も暗い部分を「シャドウ」と呼びます。

コントラスト: 写真の中で最も明るい部分と最も暗い部分の明暗差のことです。

白飛び/黒潰れ: 露出オーバーによって、ハイライト部分のディテールが失われ、真っ白になってしまうことを「白飛び」と言います。逆に、露出アンダーによって、シャドウ部分のディテールが失われ、真っ黒になってしまうことを「黒潰れ」と言います。

ダイナミックレンジ: 写真に写せる最も明るい部分から最も暗い部分までの明るさの範囲のことです。

高感度: ISO感度を高く設定して撮影することです。暗い場所での撮影に役立ちます。

ノイズ: 写真に現れる、ざらざらとした粒状の乱れのことです。主に高感度撮影で発生します。

デュアルネイティブISO(Dual Native ISO):カメラセンサーに「低感度用」と「高感度用」の2つの専用回路を持ち、それぞれ最適化された異なるISO感度(ネイティブISO)でノイズを抑えつつ撮影できる技術で、特に暗い場所での映像や写真の品質向上に貢献します。通常ISOを上げるとノイズが増えますが、この技術では中間のISO値より、2つ目のネイティブISO値まで上げると、かえってノイズが減りクリアになるのが特徴。


光の用語

ホワイトバランス: 写真の色合いを調整し、白を白く写すように補正する機能です。

色温度: 光の色をケルビン(K)という単位で表したものです。数値が低いほど赤みがかった光、高いほど青みがかった光になります。

色被り: 特定の色の光の影響で、写真全体がその色を帯びてしまう現象です。

逆光: 被写体の後ろから光が当たる状態のことです。

順光: 被写体の正面から光が当たる状態のことです。

斜光: 被写体の斜め前から光が当たる状態のことです。

半逆光: 被写体の斜め後ろから光が当たる状態のことです。


手ブレ・被写体ブレの用語

被写体ブレ: シャッタースピードが遅いために、動いている被写体がぶれて写る現象です。

手ブレ: シャッタースピードが遅いために、撮影者の手振れによって写真全体がぶれて写る現象です。

手ブレ補正: 撮影時の手ブレを抑制する機能です。レンズ内やカメラ本体に搭載されています。

スローシャッター: シャッタースピードを遅くして撮影すること。水の流れを糸のように写す表現などに使われます。

高速シャッター: シャッタースピードを速くして撮影すること。飛んでいる鳥など、動きの速い被写体を止めて写すことができます。


現像・編集の用語

JPEG: カメラで撮影した写真のデータの種類の一つです。圧縮されており、ファイルサイズが小さいのが特徴です。

RAW: カメラで撮影した写真のデータの種類の一つで、撮影時の情報をすべて記録した非圧縮データです。現像することで画質を調整できます。

現像: RAWデータを編集・加工し、JPEGなどの形式に変換することです。

レタッチ: 写真の色や明るさ、形などを部分的に調整する作業のことです。

プリント: デジタル写真を紙に印刷することです。


その他

ファインダー: 撮影者が被写体を確認するための覗き窓です。

光学ファインダー: 一眼レフカメラに搭載されている、レンズを通した光をそのまま見て被写体を確認するファインダーです。

電子ビューファインダー: ミラーレス一眼カメラなどに搭載されている、モニター画面で被写体を確認するファインダーです。

視度調整: ファインダーを覗く人の視力に合わせて、ピントを調整する機能です。

水準器: カメラの水平を正確に確認するための機能です。

三脚: カメラを固定し、ブレのない写真を撮影するための道具です。

ストロボ: カメラに装着し、光量が足りない場面で瞬間的に強い光を放つ装置です。

SDカード: デジタルカメラで撮影した写真データを記録するためのメディアです。

バッテリー: カメラを動かすための充電式の電池です。

充電器: バッテリーを充電するための機器です。

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